Posted on 2018年2月11日 in 責める
人見知りな性格だと、誰かと話すだけでも疲れます。今話しかけたら作業の邪魔になるのではないか、自分の思ったことを正確に伝えられる言葉が見当たらない、どうも相手は自分の話に納得していないなどと、相手の反応を見ながら頭の中でたくさんの考えが駆け巡っています。自分の考えを声に出し、多くの人を巻き込んでいく仕事のスタイルが評価されるので、人見知りは苦労することがあるでしょう。
しかし、好きになれない自分の性格を責めてはいけません。病気でもなければ大きな欠点でもないため、人見知りであったとしても何の問題もないのです。自分はこういう性格なんだ、と受け入れることからスタートする必要があります。
人見知りな人は、自分の中にアイディアや感情、知識、経験といったエネルギーを溜め込んでいるケースが多いのが特徴です。それと同時に忍耐や発想力、創造力にも優れています。周りの人が行き過ぎているときには、冷静な観点からストップをかけることができるでしょう。
周りの人は、さまざまな活動に参加したり、友達が何人もいたりとエネルギッシュに生活をしているように見えます。ですが、じっと1つのことに考えを巡らせたり、適切なペースで物事を進めるのが苦手な傾向にあることも少なくないのです。
性格の違いだけで自分を責めるのは、何の得も生み出しません。自分が得意としていることを伸ばし、苦手なことにはどう対処していけばいいのかを考えることに意識を集中させてみましょう。